ペンギンになって考える

イヌに喰われたペンギンの身にもなってみろ

酔った

酔った

 

文字を何回も打ちかえし

まともに息もできない

電車のなか

 

アルコールをたくさん体内に入れて

なにを忘れたいんだか

 

眠い

自然と目を閉じる

 

電車、お酒

寝るのにはもってこいじゃないか

 

忘れたくない

今日の出来事は忘れたくない

 

褒めてくれた相手を

褒められた自分を

 

忘れたくない

 

でも、なんで呑んでんだろう

忘れたくないのに

 

楽しかった思い出

アルコールはヒトをダメにする

そんなことないさ

 

思ってることを

日頃思っていることを

言いやすくする

 

それが私の場合は

ヒトを褒めることであって

ヒトを褒めたら自分も褒められる

そして、またヒトを褒める

 

そんなサイクルを私は知っている

だから、私は

アルコールが好きだ

 

誰がなにを言おうと

アルコールが好きだ

 

文句があるなら言えばいい

一緒に呑んでやる

 

しかし、今日は酔いすぎた

後輩の歓迎会だったのに

少し酔いすぎたかな

 

今まで、

真面目に演じていた私が露呈された

 

それでもいい

酔ってる私を見ろ

 

酔ってる私は

私でも

私だから

自信があるぞ

 

また呑もうね

せんぱい

こうはい

 

きみは呑まなくていい

私が勝手に

次も呑むさ

 

おしまい