帰路にて
旅の帰路にて
バスの中
既に4時間は経ったか、
いやもっと経ってるのか
お土産を買いすぎた
お土産のせいで足元は狭く、
私の膝は悲鳴をあげている
あと何時間バスに乗っているのだろうか。
そんなことを考えながら、
朦朧とする意識。
寝てしまえば、この辛さは感じないのか
寝てもこの辛さを感じてしまうのか
そんなことは分からない。
旅というものは良い
何回でも行きたくなるのが良い
旅にはハプニングが付き物だ
行きたい店が閉まってるときだってある
事前に調べているのに。
だけど、これが良いのよ。
予想の範囲内の旅なんて、
旅ではないでしょう。
それはきっと散歩と言うのでしょう。
食べ物が食べれるのも良い。
ご当地ものがどこでも食べれる時代。
でもさ、現地で食べるのは格別なワケ。
大事なのは、そこで食べたという経験。
経験を食べてるワケ。
また行きたい。
おわり